10月20日(月)2年生国語で、第3回ディベートを行いました。テーマは、「桃太郎は、鬼退治のヒーローか、それとも侵略者か」。桃太郎派は、「悪いことばかりする鬼を退治しただけ。鬼から奪い返した宝物は村人に分けており、ひとりじめしていない。ももたろう、と名付けられた食べ物や店がたくさんある。」と主張。一方鬼派は、「ももたろうが鬼ヶ島を攻めていく理由があいまい。犬、サル、キジは、ももたろうにおどされて家来になった可能性が高い。先に手を出したのはももたろうである。」と主張しました。
討論の一場面。
鬼派「先に手を出したのは、ももたろうです。それはももたろうが悪いということにはなりませんか」
ももたろう派「もともと鬼たちが村人たちをおそって宝物をうばわなければ、ももたろうが鬼ヶ島に行くことはありませんでした。つまり、先に手を出したのは、鬼のほうです。」
三回目ということもあり、意見の述べ方、資料の見せ方、相手の意見に対する答え方、そして司会、計時などの運営もスムーズにいきました。結果は、僅差で鬼派が勝利しました。
大好評だったディベートですが、今回で終了です。またできたらいいなあと思います。
ディベートは、生徒が自分の考えを相手に伝える貴重な学習活動です。